日本銀行政策委員会

日本銀行政策委員会は、日本銀行の最高意思決定機関をいいます。

現在、総裁（1人）、副総裁（2人）、および審議委員（6人）で構成され、その9人のメンバー（政策委員会委員）は、いずれも国会の衆議院および参議院の同意を得て、内閣が任命します。

日本銀行の重要な意思決定は、政策委員会で議論した上で多数決で決定され、その会合には、金融政策に関する事項を決定する「金融政策決定会合」と、その他の事項の決定などを議事とする「通常会合」の二つがあり、通貨及び金融の調節に関する方針を決定するほか、その他の業務の執行の基本方針を定め、役員（監事および参与を除く）の職務の執行を監督する権限も有しています。

なお、政策委員会の会合において議決・報告された事項は、その内容に応じて公表されており、日本銀行のウェブサイトの「政策委員会月報」のページから見ることができます。