三世代世帯
読み方: | さんせだいせたい |
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分類: | 世帯 |
三世代世帯は、世帯構造の分類の一つで、厚生労働省の国民生活基礎調査では、世帯主を中心とした直系三世代以上の世帯をいいます。
また、総務省の国政調査では、世帯主との続き柄が、祖父母、世帯主の父母(又は世帯主の配偶者の父母)、世帯主(又は世帯主の配偶者)、子(又は子の配偶者)及び孫の直系世代のうち、三つ以上の世代が同居していることが判定可能な世帯をいい、それ以外の世帯員がいるか否かは問わないとしています。
昨今、日本において、世帯類型別構成割合で三世代世帯の割合は年々減少し、その一方で単独世帯は年々増加しています。
なお、世帯とは、社会生活上の単位で、住居及び生計を共にする者の集まり、又は独立して住居を維持する単身者、若しくは独立して生計を営む単身者をいい、それに変更が合った場合は、役所に届け出をする必要があります。
<本用語の使用例>
・確かに三世代世帯で稼ぎ頭が複数いれば世帯所得は大きく増える
・祖父母と親子世代が同居する三世代世帯は減少の一途をたどっている
・日本にサザエさん一家のような三世代世帯が多かったのは1955年以前のこと