父子世帯

父子世帯は、総務省の国政調査の定義では、未婚、死別、または離別の男親と、その未婚の20歳未満の子のみから成る一般世帯をいいます。

また、厚生労働省の国民生活基礎調査の定義では、死別や離別、その他の理由（未婚の場合を含む）で、現に配偶者のいない65歳未満の男（配偶者が長期間生死不明の場合を含む）と20歳未満のその子（養子を含む）のみで構成している世帯をいいます。

一方で、男親の父子世帯に対して、未婚、死別、または離別の女親と、その未婚の20歳未満の子のみで構成される一般世帯を「母子世帯」と言います。

現在、日本の社会の中で、父子世帯は母子世帯に比べて平均年収は高いですが、一方で行政面の支援策はあまりなく、その拡充は一つの課題となっています。

※厚生労働省の「全国母子世帯等調査結果報告」の中に、父子世帯の調査結果も記載されている。