固定金利選択型ローン
読み方: | こていきんりせんたくがたろーん |
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分類: | ローン形態 |
固定金利選択型ローンは、一定期間だけ金利を固定する特約を付けたローンをいいます。これは、固定期間終了後に、適用金利も返済額も見直しが行われ、その際に普通の変動金利型のような返済の上限は特にないので、将来の金利状況によっては、固定期間終了後の返済額が大きく増加することもあるので注意が必要です。
※固定金利選択型ローンは、「固定期間設定型ローン」や「固定金利特約付ローン」とも呼ばれる。
目次:コンテンツ構成
固定金利選択型ローンの仕組み
固定金利選択型ローンは、民間金融機関のローン形態の一つで、主に住宅ローンなどで利用され、金利を固定できる期間は金融機関によって異なりますが、2年・3年・5年・7年・10年などから選べることが多いです(固定期間中の変動金利への変更はできない)。
また、当初選択した固定期間が終了すると、再度、固定金利選択型か変動金利型かを選べる所と、変動金利型しか選べない所とがあり、金融機関によって取扱いが異なります。
固定金利選択型ローンの特色
固定金利選択型ローンは、商品名に「固定」という表現が使われていますが、そのベースはあくまでも変動金利のため、固定期間が短い場合には、将来的な金利変動リスクをかなり負っていることになります。
なお、金融機関によっては、キャンペーン金利を適用し、当初の固定期間の終了後も、一定の金利優遇が受けられる仕組みを用意している所もあります。
固定金利選択型ローンの効果的活用
固定金利選択型ローンを効果的に活用するには、選択した低金利の固定期間中に繰上返済を効果的に行って、元金を減らしておくことです。そうすることによって、固定期間終了後の「返済リスク」をある程度低減することができます。