街金

読み方: まちきん
分類: 消費者金融

街金は、特定の地域でお金を貸している小規模の貸金業者をいいます。これは、その昔、貸金業者の事務所が市街地(街中)にあることが多かったことに由来する呼称だそうです。

当時、街金でお金を借りる場合、事務所に出向くか電話をするのが一般的で、また返済については、事務所に現金を持参するか、口座振込をするのが一般的でした(資金使途は特に制限がない一方で、金利は高かった)。

20世紀(終戦後の昭和中期から平成初期)は、街金が一世を風靡する時代もありましたが、2007年に貸金業法が改正されたことにより、利息制限法の上限金利以下でなければ貸し出しができなくなったため、多くの合法的な業者は経営難に陥ったり、廃業するに至りました。

ただし、非合法の業者である「ヤミ金」については、世の中において、常にニーズがあるため(通常の手段ではお金を借りられない人が多くいるため)、今なお、その勢力は衰えていません。

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