合併比率
読み方: | がっぺいひりつ |
---|---|
英語: | Rate of merger |
分類: | M&A |
合併比率は、合併の際に被合併法人の株主に対して、その持ち株に応じて交付される、合併法人の「株式の割当比率」をいいます。
合併とは、二つ以上の会社が契約によって、一つの会社になることをいい、通常、企業が合併する際には、合併によって消滅する会社(被合併法人)の株主に対して、持ち株に応じて存続する会社(合併法人)の株式が割り当てられます。
例えば、X社(存続会社)とY社(消滅会社)の合併において、合併比率が「X社:Y社=1:0.5」で合併する場合、Y社株の1株とX社株の0.5株が同じ価値ということになり、消滅会社のY社株を1000株持っている株主は、存続会社のX社株を500株割り当てられることになります。
なお、合併に際して、株式交付に加えて現金での調整が行われる場合もあり、この現金については「合併交付金」と呼ばれます。