インターナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)
読み方: | いんたーなしょなるせきゅりてぃーずとりひきじょ |
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英語: | International Securities Exchange(ISE) |
分類: | 取引所(米国) |
インターナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)は、アメリカ合衆国のニューヨークに本拠を置く、「Nasdaq ISE(Nasdaq International Securities Exchange)」の旧称をいいます。
2000年に米国初の完全電子化されたオプション取引所としてスタートし、その後、Eurexの傘下を経て、2016年に「Nasdaq Options suite of exchanges」の一つとなりました。
目次:コンテンツ構成
ISEの沿革
ISEは、2000年にアメリカ合衆国のニューヨークに開設され、世界有数の株式オプション市場に成長し、株式やETF、株価指数、為替を対象としたオプション取引を提供していました。
2007年にISEの運営会社である「International Securities Exchange Holdings, Inc.」がEurex(ユーレックス)に買収され、その完全子会社となりました。
その後、2016年にユーレックスの親会社であるドイツ取引所がNASDAQ(ナスダック)にISEの運営会社を売却し、現在は「Nasdaq ISE, LLC」となっています。
※Eurex:先物やオプションなどのデリバティブ取引を行う世界有数の電子取引市場の運営会社。当初はドイツ取引所とスイス証券取引所により所有・運営されていたが、2011年にドイツ取引所が全株式を取得して完全子会社化。
ISEのオプション市場
ISEは、設立以来、革新的な技術と市場構造を通じて、効率的な市場を作り出す完全電子化された一連の売買システムを運営し、米国において「International Securities Exchange, LLC(ISE)」と「ISE Gemini, LLC(ISE Gemini)」の二つのオプション取引所を運営していました。
現在は、Nasdaqの傘下において、「Nasdaq ISE」として、3,000以上の株式、ETF、指数などの原資産を対象としたオプション取引を提供しています。