個人投資家
読み方: | こじんとうしか |
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英語: | Individual investor |
分類: | 市場参加者 |
個人投資家は、マーケットや金融取引において、会社員や公務員、自営業者、企業経営者、主婦、退職者、デイトレーダーなど、会社(法人)の資金ではなく、個人の資金で投資活動を行う人の総称をいいます。
市場参加者の中で機関投資家やディーラーなどに対する用語で、特に明確な定義はありませんが、世間的には、投資信託や株式投資、債券投資、外貨投資、暗号資産投資、コモディティ投資、不動産投資など「リスクのある取引を行う個人」を指すことが多いです。
一般に個人投資家は、投資の際のリスクに対する考え方は様々ですが、典型的な投資手法としては、株式投資では「値下がり時の逆張り」、外貨投資では「円高時の円売り・外貨買い」など、機関投資家やディーラーなどのプロとは結構異なっています。
◎個人投資家の一番のメリットとして、決算期がなく、収益目標が課されていないため、期間損益に縛られず、取引をしない(休める)自由がある。その一方で、損切りがうまくできず、相場低迷期(下降期)には含み損を抱えることが多い。
◎個人投資家も取引ルールを定めて取引し、ポジションや損益などリスク管理を適切に行い、また投資スキル(理論、実践、経験値)を継続的に高めていけば、いつしかパフォーマンスを大きく向上させることができる(特に致命的な失敗をしないことが重要)。