老齢基礎年金

読み方: ろうれいきそねんきん
分類: 年金制度

老齢基礎年金は、日本において、国民年金に原則として、10年以上加入した人が65歳から受け取る、全ての加入者(被保険者)に共通した老後の基礎年金をいいます。

また、基礎年金とは、全ての被保険者に給付する共通の公的年金をいい、「老齢基礎年金」と「障害基礎年金」と「遺族基礎年金」の三種類があります。

現在、老齢基礎年金の年金額は、40年加入した場合に満額となりますが、一方で加入年数がそれに満たない場合は、その期間に応じて減額されます。また、本人が希望すれば、60歳以降から繰り上げて、または65歳以降に繰り下げて、年金を受け取ることもできます。

<国民年金法第26条(支給要件)>

老齢基礎年金は、保険料納付済期間又は保険料免除期間(第90条の3第1項の規定により納付することを要しないものとされた保険料に係るものを除く。)を有する者が六十五歳に達したときに、その者に支給する。ただし、その者の保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が十年に満たないときは、この限りでない。

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