オートマチック・テラー・マシーン
英語: | Automated Teller Machine |
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分類: | 機械・機器 |
オートマチック・テラー・マシーンは、「ATM」や「現金自動預け払い機」とも呼ばれ、金融機関や消費者金融会社が現金の入出金などのサービスを顧客(利用者)に提供する機械をいいます。これは、現金の引出しと残高照会のみを扱う「キャッシュ・ディスペンサー(CD)」とは区別されています。
一般にオートマチック・テラー・マシーンの形態や機能は、提供する金融機関等によって異なりますが、銀行などの場合、端末に紙幣(及び硬貨)や通帳、カードなどの受入口や支払口を備えており、簡単な操作で現金の入出金、残高照会、振り替え、振り込み、通帳記帳、ローンの返済、暗証番号の変更などができるようになっています。
◎オートマチック・テラー・マシーンでは、利用者は自分自身でカードを差し込んだ後、暗証番号を入力し、設置されている専用端末(パネル)を操作して各種サービスを受けるという仕組みになっている。
◎オートマチック・テラー・マシーンは、銀行や信金、信組、労金、JAバンクなどの金融機関の本支店や店舗外(専門コーナー)、コンビニ、郵便局などに設置されており、日常生活を送る上で一つの社会インフラとなっている(利用時間帯はそれぞれ異なる)。
◎オートマチック・テラー・マシーンを製造するメーカーには、富士通フロンテック、沖電気工業、日本ATM、日立チャネルソリューションズなどがある。