半値押し
読み方: | はんねおし |
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分類: | 値動き |
半値押しは、マーケット全般で使われる用語で、上昇を続けていた相場が値下がりに転じ、これまでの上昇分の半分程度まで値下がりすることをいいます。
例えば、株式において、1000円だった銘柄が500円値上がりして1500円になった場合、その後、250円値下がりして1250円になるケースなどが挙げられます。
一般に上昇局面にある時も、大きく値上がりした後は反動で下落に転じることが多く、この場合、半値押しの水準を割って、もう一段の下落の可能性がある一方で、半値押しの水準で踏み留まれば、再び上昇に転じる可能性があります。
なお、相場には、上昇した後、その上昇分に対して、3分の1、2分の1、3分の2あたりまで下落するという一つの経験則があります。
<本用語の使用例>
・日経平均株価は2012年の安値から昨年の高値まで上昇した幅の半値押しの水準である
・ドル/円は95円を割り込んでおり、20日の安値94.55円や今年の高値と安値の半値押し水準94.28円が目先のサポートとして挙げられる