半値八掛け二割引
読み方: | はんねはちがけにわりびき |
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分類: | 格言 |
半値八掛け二割引は、主に株式相場で使われる格言で、相場が天井を付けて下落局面に入った時に、底の水準を判断する目安とされる値段をいいます。
具体的には、高値の半値を八掛けして、さらに二割引した価格、すなわち「高値の32%(=100×0.5×0.8×0.8)」が下げ止まりの目処になるという意味ですが、特に根拠がある訳ではありません。これに関しては、相場の下げは、思っている以上に大きいという意味で参考にしてもよいかと思います。
ちなみに、「半値八掛け二割引」の語源は、その昔、大阪の薬問屋や繊維問屋などの商人の間で、品物が売れない時の値引きの目安にされていたと言われており、その語呂の良さなどから相場でも使われようになったそうです。