イナゴタワー

イナゴタワーは、イナゴ投資家が作り出したタワーのような形状の株価チャートをいいます。これは、稲穂に群がるイナゴに例えた俗語で、イナゴ投資家による取引の軌跡（一連の値動き）をチャートにした時、その急騰と急落の様子がタワーのような形状をしていることに由来します。

また、イナゴ投資家とは、特定の材料株の回転売買を短期で繰り返す個人投資家を指します。

一般にイナゴタワーが形成（完成）されると、対象となった材料株の人気が一気に離散するため、急騰前の価格を割り込む水準まで株価が落ちることが多いです。また、急落した後は、株価が急騰前の水準まで戻るのにかなりの時間を要することが多いです。