上海A株
読み方: | しゃんはいえーかぶ |
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分類: | 外国株 |
上海A株は、中華人民共和国(中国本土)の上海証券取引所(上海市場)のA株市場に上場している中国企業の株式をいいます。
代表的な中国株の一つで、人民元によって売買されており、現在、中国本土投資家と適格外国人機関投資家(QFII)が直接取引可能なほか、「上海・香港株式市場相互乗り入れプログラム」を利用して、香港経由で一般投資家も取引可能となっています。
※香港では、非居住者である香港以外に住んでいる外国人でも株式取引が可能なため、事実上、香港を経由して海外から上海A株を取引が可能。
一方で、上海A株に対して、中国本土の上海証券取引所のB株市場に上場している中国企業の株式を「上海B株」と言います。
なお、上海A株の指標としては、上海証券取引所で取引されているA株全銘柄の動きを表す時価総額加重平均型の株価指数である「上海A株指数」があります(1990年12月19日の基準値を100として算出)。
<中国本土の株式市場について>
中国本土には、上海と深センの2つの株式市場があり、「A株市場」と「B株市場」に分けられている。元々、中国には、本土の投資家しか取引できない人民元建てのA株市場しかなかったが、1991年に人民元を自由化しない状態で外貨を獲得することを目的に、外国人でも取引できる株式市場としてB株市場が設けられた。
A株とB株とは全く同じ権利を持ち、同じ額面で、証券としての中身に差はないが、株式を売買する通貨については、上海B株が米ドル建て、深センB株が香港ドル建てとなっている。