中国株式

中国株式(中国株)は、世界最大の人口を抱え、急速な経済成長を遂げる中華人民共和国(香港含む)の株式市場で取引される、中国籍または中国資本の株式をいいます。

日本においては、一部の証券会社が提供する「中国株のインターネット取引」を利用することで、迅速かつ低コストに取引することができ、また取引できる対象としては、香港の「香港株」、中国本土の「上海株」と「深セン株」があります(証券会社によって取扱銘柄が異なる)。

目次:コンテンツ構成

中国株式の定義

中国株式(中国株)は、広義には、世界の証券市場(取引所)に上場されている中国企業の株式をいい、また狭義には、香港の香港証券取引所、および中国本土の上海証券取引所深セン証券取引所に上場している中国籍または中国資本企業の株式の総称をいいます。通常、日本で「中国株」と言った場合は、後者を指すことが多いです。

・香港市場:香港H株香港レッドチップ株
・上海市場:上海A株上海B株
・深セン市場:深センA株深センB株

※2021年に中国本土3番目となる北京証券取引所が開設されたが、日本の中国株取引では対象外。

中国株式の有名銘柄

中国株式(中国株)には、時価総額で世界の上位にランキングする企業や、日本の企業以上に成長性の高い企業が数多くあり、投資先として大きな魅力があります。

例えば、世界的に知られる銘柄には、テンセントやアリババ、百度、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国銀行、HSBC、中国人寿保険、中国移動、中国石油天然気、中国石油化工、中国海洋石油、中国神華能源、中信集団、上海汽車集団、美的集団、貴州茅台酒、香港取引所などがあります。

中国株式の基本事項

中国株式(中国株)は、日本株と比べても魅力のある銘柄が多く、国際分散投資において、一つの選択肢になります。

取扱機関 国内証券会社
取扱商品 個別株、ETF
上場市場 香港、上海、深セン
取引通貨 香港株(香港ドル)、上海B株(米ドル)、深センB株(香港ドル)
立会時間
(香港)
プレ・オープニング・セッション:10:30~11:00
前場:11:00~13:30
後場:15:30~17:00
※上記は日本時間
立会時間
(上海、深セン)
プレ・オープニング:10:15~10:25
前場:10:30~12:30
後場:14:00~16:00
※上記は日本時間
リターン インカムゲイン(配当金)
キャピタルゲイン(売却益、為替差益)
リスク 為替リスク(外国為替の変動、円高)
価格変動リスク(株価)
信用リスク(企業の倒産)
カントリーリスク(政治・経済・国際情勢)
備考 注文方法は日本株と異なる
香港株は値幅制限なし

iFinancial TV