韓国株式
韓国株式(韓国株)は、新興国の中でも経済発展の著しい、大韓民国(韓国)の株式市場で取引される株式をいいます。
日本と一番近い隣国の外国株式で、また韓国株式市場は日本と時差がなく、日本においては、韓国株を取り扱う証券会社を通して取引することができます(SBI証券では、ネット取引が可能)。
現在、韓国株の時価総額は世界TOP10に入り、外国人投資家の保有比率も高く、世界的にも投資対象として注目されています。
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韓国の株式市場
韓国の株式市場では、2005年に韓国証券取引所、韓国店頭株式取引所(KOSDAQ)、韓国先物取引所の三市場が合併し、「韓国取引所(KRX:Korea Exchange)」が発足しました。
現在、韓国取引所の中で現物株式を扱っているのが「有価証券市場(KOSPI)」と「コスダック市場(KOSDAQ)」の二つで、大企業から新興企業まで多様な企業が上場しています。特にITや電機、自動車、鉄鋼、造船などの企業は、世界的にも競争力が高く、昨今では、先進国だけでなく、新興国にも積極的に進出し、着実に成長を続けています。
・有価証券市場(KOSPI)-大企業など
・コスダック市場(KOSDAQ)-新興企業
韓国株式の主な特色
韓国株は、世界の株式市場の中で、以下のような特色があります。
・ITや電機、自動車、鉄鋼、造船などの企業は世界有数
・韓国企業は、日本企業より積極的に新興国に進出
・財閥系の企業が多く、グループ力が高い
・株価が乱高下することも多く、ボラティリティが高い
・韓国の個人投資家は積極的、外国人投資家の比率も高い
・輸出企業の場合、為替相場(ウォン高・安)の影響を受ける
韓国株式の基本事項
韓国株には、日本でもよく知られている企業が多く、例えば、サムスン電子、SKハイニクス、LG化学、現代自動車、ポスコ、カカオ、ネイバーなどが挙げられ、この中でもサムスン電子は、日本のトヨタ自動車を上回る時価総額となっています。
取扱機関 | SBI証券 他 |
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取扱株式 | 韓国取引所に上場する指定銘柄 |
取引時間 | 日本時間 9:00~15:00 |
換金性 | いつでも時価で売却可能 |
税金 | 現地(韓国):取引税等 日本国内:申告分離課税(譲渡所得) ※配当:現地源泉徴収税及び国内での源泉徴収税 |
リターン | インカムゲイン(配当金) キャピタルゲイン(売却益、為替差益) |
リスク | 価格変動リスク(株価) 信用リスク(企業倒産、上場廃止) 為替リスク(韓国ウォン) カントリーリスク(政治・経済・朝鮮半島情勢他) |