金利敏感株
読み方: | きんりびんかんかぶ |
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英語: | Interest rate sensitive stock |
分類: | 銘柄(テーマ) |
金利敏感株は、株価が金利の変動や金融情勢の変化に敏感に反応する株式(銘柄)をいいます。これは、電力やガスなどの公益関連、銀行やノンバンクなどの金融関連、多くの固定資産を持つ不動産や鉄道などの銘柄が代表例として挙げられます。
一般に金利敏感株は、財務面において、有利子負債が非常に大きいため、金利が低下した場合は、支払利息が減って業績面でプラスとなり、好影響を受けやすい半面、金利が上昇した場合は、支払利息が増えて業績面でマイナスとなり、悪影響を受けやすい傾向があります。
なお、超低金利を背景に、余剰資金の投資先として相対的に魅力が増した銘柄が選ばれることによる相場上昇である「金融相場」においては、金利敏感株が値動きを伴って「上げ相場」を形成することがあります。