一部指定
読み方: | いちぶしてい |
---|---|
分類: | 上場・非上場 |
一部指定は、その昔、日本の証券取引所において、上場銘柄の市場区分が市場第二部から市場第一部に変更になることをいいました。これは、株式市場や所属業界などにおいて、その企業のグレードが上がることになり、世間的に注目度や認知度が高まることが多かったです。
東京証券取引所においては、2022年4月4日の新市場区分(プライム、スタンダード、グロース)の施行前、市場第二部銘柄について、「上場株券の市場第一部銘柄指定基準」における株式の分布状況や売買高等に係る基準に適合するか否かを決算期毎に審査して、適合した銘柄を市場第一部銘柄に指定していました。
また、上場銘柄の所属する市場が市場第一部から市場第二部に指定されることを「指定替え」、マザーズやJASDAQから市場第一部や市場第二部に変更されることを「市場変更」としていました。