絶対期日
読み方: | ぜったいきじつ |
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分類: | 信用取引 |
絶対期日は、制度信用取引において、6カ月後の決済日をいいます。また、信用取引とは、投資家が証券会社に担保として委託保証金を差し入れて、信用の供与を受けて(資金や株式を借りて)売買する取引をいいます。
長年、制度信用取引では、信用買いでも信用売りでも、決済までの期間は売買が成立した日から最長6カ月間と決まっており、絶対に期日(最終日)までに決済しなくてはなりません。その際の決済方法には、以下の「差金決済」と「現物決済」の二つがあります。
●差金決済
反対売買の「信用買いの転売」または「信用売りの買戻し」。
●現物決済
貸付代金を渡して株式を受取る「現引」または売り付けた株式等を提供し代金を受取る「現提」。
なお、取引銘柄に上場廃止や合併・併合などがあった場合は、絶対期日に限らず、決済が繰り上げられる場合もあります。