信用買い

読み方: しんようがい
分類: 信用取引

信用買いは、「空買い」とも呼ばれ、証券会社に一定の保証金を預け、証券会社から資金を借りて市場で株式を買うことをいいます。

株式の信用取引の買いのことで、近い将来の株価の上昇に期待して(賭けて)、現在の株価で買って、将来の値上がりした時点で売って、証券会社から借りた資金を返済しようという意図で行われ、通常、元手(保証金)の約3倍程度の金額まで、買い建てをすることが可能となっています。

現在、株式市場(マーケット)で信用買いされた株数は「信用買い残」という形で、どの時期にどのくらいの信用買いが行われたかを大よそ知ることができます。具体的には、東京証券取引所の「銘柄別信用取引週末残高」で週に一度、また日本証券金融(日証金)の「融資・貸株残高一覧表」で日々公表されています。

※日証金のデータには、証券会社が直接投資家に行う融資や貸株は含まれておらず。

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