出来高10位占有率
読み方: | できだかじゅういせんゆうりつ |
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分類: | 指標 |
出来高10位占有率(大商い10銘柄占有率)は、「先導株比率」とも呼ばれ、株式市場において、売買高(出来高)上位10銘柄の市場全体に対する集中度を示す比率をいいます。
「上位10銘柄の出来高合計」を「市場全体の出来高」で割って算出される比率(%)で、その日の出来高の上位10社が、株式市場全体の取引のうち、どの程度シェアを占めたかを示すものとなっています。また、日々の値では振幅が大きくなるため、通常、6日ないし25日の移動平均が用いられることが多いです。
一般に株式市場において、出来高10位占有率が高い(集中度が高い)時は、物色対象がはっきりしており、一方で出来高10位占有率が低い(集中度が低い)時は、物色対象が分散し、焦点が定まらない状況であると言えます。