社会保障負担率

【読み方：しゃかいほしょうふたんりつ、分類：指標】

社会保障負担率は、国民所得に対する社会保障負担の割合を百分率（％）で表した、社会保障負担の程度を示す指標をいいます。

年金や医療保険、介護保険などの社会保障負担の国民所得に対する比率で、通常、社会保障負担の水準をマクロ的に見るほか、国際比較にもよく用いられています。また、その他に、個人の所得に占める社会保障負担（保険料負担）の割合をいう場合もあります。

一方で、国税と地方税を合わせた租税負担の国民所得に対する比率である「租税負担率」と、年金や医療保険、介護保険などの社会保障負担の国民所得に対する比率である「社会保障負担率」との合計は「国民負担率」と言います。