健康保険証
【読み方:けんこうほけんしょう、分類:医療】
健康保険証は、単に「保険証」とも呼ばれ、公的医療保険の被保険者であることを証明する書類の通称をいいます。これは、会社員や自営業者などが加入する健康保険や国民健康保険では、正式には「健康保険被保険者証」や「国民健康保険被保険者証」と言い、また公務員や教員などが加入する共済組合では、「組合員証」が該当します。
現在、保険証は、公的医療保険の被保険者であることを示す身分証明書としての性格と、療養の給付を受ける際の受診券としての性格を併せ持っているため、その様式は全国的に統一されています。ちなみに、裏面には、臓器提供意思表示欄があり、その記入は任意で、「臓器提供の意思(提供する・提供しない)」を表示することができます。
一般に病気や怪我で受診した時、保険証を医療機関の窓口に提示すれば、自己負担分のみで診察が受けられます。また、継続的な通院の場合は、月が変わったら、診察券と共に保険証を再提示する必要があります。