移動平均乖離率
【読み方:いどうへいきんかいりりつ、分類:移動平均線】
移動平均乖離率は、マーケット全般で使われるもので、移動平均線と価格(現在値)がどれくらい乖離しているかを示す指標(%表示)をいいます。これは、「現在値-移動平均値」を「移動平均値」で割って算出され、通常、移動平均値の指定期間は、5日・25日・13週・26週などとなっています。
一般に移動平均線に対して、現在値が離れすぎた状態は、上下に相場が行き過ぎた状態を意味し、いずれ反発もしくは反落して修正する動きが見られる傾向(経験則)があり、こうした動きを確認する指標として考案されたのが「移動平均乖離率」です。
・現在値が移動平均値よりも大きい場合はプラス乖離
・現在値が移動平均値よりも小さい場合はマイナス乖離
なお、本指標の見方については、株式や外国為替、商品先物など取引対象によって、数値の判断が若干異なります。