さくら銀行

さくら銀行は、1990年4月1日から2001年3月31日まで使われた、都市銀行の旧称をいいます。同行は、現在の三井住友銀行の前身行の一つで、1990年4月に太陽神戸銀行と三井銀行が合併して「太陽神戸三井銀行」となり、1992年4月に「さくら銀行」に商号変更されました。

1990年代は、日本でバブルが崩壊して、金融業界が巨額の不良債権に苦しんだ時代であり、そういった中でさくら銀行が誕生し、その後、規模拡大を目指す都銀再編の流れの中で、2001年に住友銀行と合併し、メガバンクの「三井住友銀行」となりました。

さくら銀行の沿革

さくら銀行は、平成の一時期(1990年-2001年)、都市銀行の一つとして、世間に知られていました。

・1990年04月:三井銀行と太陽神戸銀行 が対等合併
・1992年04月:さくら銀行へ商号変更
・1994年03月:第一回優先株式1000億円を一般募集
・1996年10月:第二回優先株式1500億円を発行
・2000年07月:みなと銀行を連結子会社化
・2001年04月:住友銀行と合併し「三井住友銀行」に

さくら銀行の概要

さくら銀行は、1990年4月1日に、法人部門に強みのある三井銀行と、個人・中小企業部門に強みのある太陽神戸銀行の対等合併により「太陽神戸三井銀行」として誕生しました(1992年に商号変更)。当時、ロゴマークは、桜の花びらをモチーフとしており、またスローガンとして「あなたに近く、世界に近い」を掲げていました。

両行の合併により、資金量は都市銀行中第2位、国内店舗数は最大となり、三井グループのメインバンクとしての役割を果しました。その一方で、バブル崩壊による不良債権問題では、他行と同様、大きな苦しみを味わい、また人事面では、出身行による対立も起こり、さらに支店の統廃合も進捗せず、規模こそ拡大したものの、当初期待された合併効果は然程発現しませんでした。

1990年代の終わりに起こった金融危機では、1000億円の公的資金注入を受けたほか、三井グループ各社やトヨタ自動車などへ3000億円の第三者割当増資の引受を要請しました。そして、金融業界が大きく変わる中、1999年に住友銀行と将来の統合を前提とした全面提携の実施に合意し、2001年に合併して「三井住友銀行」となりました。

<さくら銀行の先進性>

・今日では一般化したコンビニATMの先駆けとして、コンビニバンキング「アットバンク」をam/pm内に設置。
・日本初のインターネット専業銀行「JNB・ジャパンネット銀行(現・ジャパンネット銀行)」を設立。

商号 株式会社さくら銀行
〔The Sakura Bank, Limited〕
存続期間 1990年-2001年、以降は三井住友銀行に
本店所在地 東京都千代田区九段南一丁目3番1号
事業内容 銀行業
金融機関コード 0002
上場 東証1部・大証1部・京証・札証(8314)

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