差入保証金

読み方: さしいれほしょうきん
分類: 財務・会計|貸借対照表

差入保証金は、債務者債権者に対する取引や賃貸借の契約の履行を担保するために差し入れる現金のことをいいます。これは、貸借対照表(B/S)においては、「固定資産の部」の「投資その他の資産」に計上される勘定科目で、営業保証金や建設協力金、入札保証金、ゴルフ会員権の保証金、機械等のリース時の保証金、敷金などが挙げられます。また、差入保証金とは反対に担保として預かった現金については「預り保証金」の勘定科目で処理します。

一般に差入保証金は、債務不履行の担保という目的で差し入れるため、原則として契約終了時に全額返還されますが、何か問題が生じれば一部差し引いて返還される場合や、契約内容によっては予めその一部が返還されないと定めされている場合もあります。また、税務上においては、消費税の課税対象外である、個別評価債権または一括評価債権としての貸倒引当金の設定はできないという性質があります。なお、差入保証金として計上できるものは、決算日の翌日から1年を超えて返還されるものだけとなっています。

※個別評価債権:部分的に回収ができないと想定される金銭債権
※一括評価債権:個別評価債権以外の売掛金や貸付金などの金銭債権