権利行使価格
読み方: | けんりこうしかかく |
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英語名: | Strike Price |
分類: | オプション |
権利行使価格は、「ストライクプライス」や「エキササイズプライス」とも呼ばれ、オプションの買い手が売り手から原資産(通貨、株式、金利、債券、コモディティなど)を買ったり、売ったりすることができる価格をいいます。これは、コール・オプションの場合は「購入価格」を指すのに対して、プット・オプションの場合は「売却価格」を指します。
一般にオプション取引において、オプションの買い手が権利行使をした場合、オプションの売り手は、市場実勢にかかわらず、権利行使価格で原資産の売買に応じなければなりません。なお、オプションに関する価格については、権利行使価格以外にも以下のものがあります。
|オプション料(プレミアム)|
オプションの権利に対して付けられる価格(価値)。
|原資産価格|
権利行使をするかどうかの基準となる原資産の市場価格。
<日経225オプションの権利行使価格>
権利行使価格は、15,000円、15,250円、15,500円といったように250円刻みで設定される。当初は、日経平均株価に一番近い権利行使価格を中心に上下16種類ずつ、合計33種類が設定される。また、残存期間が3カ月となった限月は、日経平均株価に一番近い権利行使価格を中心に125円刻みで上下16種類となるように追加設定を行う。