議決権

読み方: ぎけつけん
英語名: Voting right
分類: 会社・経営|株式

議決権は、広義には、特定の団体(集団)の意思決定に参加する権利のことをいいます。これは、株式においては、株主が持つ権利の一つで、会社の経営方針などに対して決議する権利のこと(株主が株主総会で各種決議に加わる権利のこと)を指します。

一般に株主の権利は、権利行使の結果が当該株主本人の利益だけに関係する「自益権」と、権利行使の結果が株主全体の利益につながる「共益権」の2つに分けられます。この中で共益権は、会社経営への参画を目的とする権利であり、その代表的なものに「議決権」があります。通常、株主総会において、一株について一個の議決権を有する「1株1議決権の原則」が基本ですが、単元株制度を採用している会社は、一単元株につき一票を持つ仕組みのため、単元未満株の株主には議決権はありません。また、定期的に開催される定時株主総会で決議される議案としては、例えば、剰余金の処分、役員の選任、役員賞与の支給、自己株式の取得などがあります。

なお、投資信託では、ファンドが保有している株式の議決権は、投資信託会社が指図を行使することとされており、実際の議決権行使にあたっては、投資信託協会でルールが決められており、また投資信託会社は、議決権行使に関する考え方をホームページに公表することになっています。