オペレーション・ツイスト

英語名: Operation Twist
分類: マーケット|金融調整

オペレーション・ツイストは、「ツイスト・オペ」とも呼ばれ、中央銀行が長期証券の買い操作と短期証券の売り操作、あるいは長期証券の売り操作と短期証券の買い操作を同時に行うことにより、通貨の供給量(資金量)は基本的に変えずに、長・短金利を逆の方向に動かす市場操作をいいます。また、市場操作(オペレーション)とは、中央銀行が民間金融機関との間で、国債などの金融資産の売買を通じて、金融市場の資金量を調整することをいいます。

一般にオペレーション・ツイストは、中央銀行が国債等を購入して資金を供給するオペと、国債等を売却して資金を吸収する反対の動きとなるオペを組み合わせたものとなっており、通常、その効果は、双方のオペを同額ずつ実施した場合、金融市場への資金供給量や中央銀行の資産規模は変化させずに、金融市場に一定の政策意図を反映することができます。また、量的緩和のように長期国債を購入して資産規模を拡大させると、資金供給量が増え過ぎてインフレなどの副作用を招く恐れがある点にも配慮することができます。

なお、本オペの実施例として、2011年9月に米国のFRBFOMCで金融緩和策の強化の一つとして採用しました。具体的には、2012年6月末までに民間金融機関から6~30年の長期国債を4000億ドル購入する一方で、自らが保有する機関3年以下の国債を同額売却し、FRBの資産規模を変えずに長期国債の保有比率を高めると共に、長期金利の一段の低下を目指しました。

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