企業年金

読み方: きぎょうねんきん
分類: 年金|制度

企業年金は、国が実施している公的年金制度に対し、企業がその従業員を対象に実施している私的年金制度をいいます。これは、公的年金である、全国民に共通する1階部分の「国民年金(基礎年金)」、会社員や公務員などが報酬に比例して受け取る2階部分の「厚生年金保険」に上乗せする、3階部分の私的年金を指します。

一般に企業年金は、企業が従業員の老後の生活を支援するために福利厚生の一環として独自に設立・運営している年金制度であり、大きく分けて「確定給付型制度」と「確定拠出型制度」の二つがあります。現在、確定給付型制度には、厚生年金基金と確定給付企業年金(規約型、基金型)があり、また確定拠出型制度には、企業型確定拠出年金があります。

厚生年金基金

企業が従業員に給付内容を約束し、高齢期において従業員がその内容に基づいた給付を受けることができる確定給付型の企業年金制度で、企業や業界団体等が厚生労働大臣の認可を受けて設立する厚生年金基金が、年金資産を管理・運用して年金給付を行う。

確定給付企業年金

企業が従業員に給付内容を約束し、高齢期において従業員がその内容に基づいた給付を受けることができる確定給付型の企業年金制度で、企業等が厚生労働大臣の認可を受けて企業年金基金を設立する「基金型企業年金」と、労使合意の年金規約を企業等が制定し、厚生労働大臣の承認を受ける「規約型企業年金」がある。

確定拠出年金

企業等・個人が拠出した掛金は個人毎に明確に区分され、掛金と個人の運用指図による運用収益との合計額が給付額となる企業年金。