RCI(順位相関指数)とは何か?

RCIは、"Rank Correlation Index"の略で、日本語では「順位相関指数」と呼ばれ、ある一定期間の価格(レート)と日付(時間)の相関から、価格の上がり過ぎや下がり過ぎを見る分析手法をいいます。これは、オシレーター系指標の一つで、ある一定期間をとって、価格(レート)の終値に上昇順位をつけて、その期間の日数との相関関係を指数化し、+100%から-100%で表示したもので、通常、+100%に近づくと高値圏、-100%に近づくと安値圏と判断されます。

一般にチャート分析の多くは、「上昇した値幅(率)」や「下落した値幅(率)」に着目しますが、RCIは一定期間の終値を高い順に並べた際の順位と、現在の日付から近い順に並べた際の順位で分析する仕組みになっています。

RCIについて

RCIは、統計学の「スピアマンの順位相関係数」を相場に応用したもので、時間と価格の各々に順位を付けることで、両者にどれだけの相関関係があるのかを計算し、相場の過熱感(上がり過ぎ、下がり過ぎ)を見る分析手法となっています。

<時間の順位と価格の順位の相関関係>

・相場が高い時:時間の経過と共に価格も上昇(正の相関)
・相場が安い時:時間の経過と共に価格も下落(負の相関)

RCIの活用ポイント

RCIは、価格の大きさの順位で、価格と時間の相関関係に着目し、相場のトレンドの勢いや過熱感を見極めます。

●RCIの相場認識

・+100%に近付くと高値圏、-100%に近付くと安値圏
・RCIがゼロラインを上(下)抜ければ上昇(下降)基調

●RCIの買いシグナル

・RCIがマイナス圏で反発した時
・RCIがマイナス圏からプラス圏に転じた時
・2本のRCIがマイナス100%に近い水準で「短期RCI」が「中・長期RCI」を下から上に抜けた時

●RCIの売りシグナル

・RCIがプラス圏で反落した時
・RCIがプラス圏からマイナス圏に転じた時
・2本のRCIがプラス100%に近い水準で「短期RCI」が「中・長期RCI」を上から下に抜けた時