ブレトンウッズ体制
読み方: | ぶれとんうっずたいせい |
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英語: | Bretton Woods system |
分類: | 通貨 |
ブレトンウッズ体制は、「IMF体制」とも呼ばれ、ブレトンウッズ協定やGATTによる通貨・金融・貿易の国際経済体制をいいます。
1944年のブレトンウッズ会議から1971年のニクソンショックまでの間、世界経済を支えてきた仕組みで、金との交換が保証された米ドルを基軸として、各国の通貨価値を決める固定相場制が特徴となっていました。また、本体制を支えるために、国際復興開発銀行(世界銀行)と国際通貨基金(IMF)が設立されました。
・各国通貨を米ドルと固定相場で結びつける
・金を1オンス=35ドルで交換できる
1971年にニクソンショックで金ドル交換が停止され、ブレトンウッズ体制は終わりを迎えましたが、その後も米ドルは基軸通貨としての地位を維持し、世界経済での米国の優位性を保ちました。