日経国際商品指数
読み方: | にっけいこくさいしょうひんしすう |
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分類: | 商品指数 |
日経国際商品指数は、日本経済新聞社が国際経済の動向を受ける主要商品の市況を反映するために、1985年4月に開発した国際商品指数をいいます。
基準時(=100)が1980年平均、構成品目が非鉄や農産物、石油製品などの14品目となっており、また指数計算は、この14品目について経済協力開発機構(OECD)の輸入統計をベースとして、各データに異なる重みをつけてから平均値を算出する「加重幾何平均法」を採用しています。
<日経国際商品指数の構成品目>
ナフサ、ガスオイル、重油、大豆、小麦、トウモロコシ、砂糖、コーヒー、綿花、ゴム、金、銀、銅、アルミニウム
一般に日経国際商品指数は、ドルベースでの国際商品相場を全体的に捉えるのに便利で、また石油関連3品目(ナフサ、ガスオイル、重油)の構成比率が高いため、石油市況には非常に敏感に反応するのが特色となっています。
※国際商品指数:国際商品市況全般の動向を把握するために、代表的な一次産品の国際取引価格を集計して算出される指数。