日経商品指数17種

読み方: にっけいしょうひんしすう17しゅ
分類: 商品指数

日経商品指数17種は、日本経済新聞社が開発した、鋼材・非鉄金属・繊維・食品・その他のカテゴリー(区分)に属する17品目の国内企業間取引価格を基にした商品価格指数をいいます。

日経商品指数の一つで、1970年平均を100として、品目ごとのウエート付けをしない幾何平均法で算出し、同社が日次で公表しています。また、日本経済新聞への指数データの掲載開始は1974年11月で、マーケット商品欄の主要相場の項目で中心的な指標となっています。

現在、日経商品指数は「17種」と「42種」からなり、景気動向に敏感な値動きを示す主要商品の卸価格を基に算出しており、17種・42種ともに多くの事業者が自由に現物を取引し、需給や競争によって価格が変動する品目を採用しています。

◎市場規模や取引の変化に応じて品目を入れ替え、景気の先行指標としての信頼性を維持している(現在は2006年10月に入れ替えた品目ベースで算出)。

◎景気の後退や回復の各局面に対して、早く反応する傾向があるため、景気動向を占う指標としても注目されている。