東証マザーズ指数
読み方: | とうしょうまざーずしすう |
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英語: | Tokyo Stock Exchange Mothers Index |
分類: | 株価指数(日本)/東証 |
東証マザーズ指数は、2003年9月16日から2023年4月3日まで、東京証券取引所が算出していた、東証マザーズに上場する内国普通株式全銘柄を対象とした株価指数をいいます。
東証株価指数(TOPIX)と同様、浮動株ベースの時価総額加重型で算出された指数で、基準日である2003年9月12日を1,000ポイント(基準値)とした場合に、現在の時価総額がどの程度かを示していました(2022年4月4日の東京証券取引所の市場見直し後も1年間算出が継続された)。
算出当時、東京証券取引所には、本指数を連動対象とした「東証マザーズETF」と「東証マザーズETN」が上場され、また大阪取引所には、本指数を原資産とした株価指数先物取引の「東証マザーズ指数先物」が上場され、取引されていました。
東証マザーズの概要
東証マザーズとは、1999年11月11日から2022年4月4日まで、新興企業向けに東京証券取引所が開設していた株式市場です(取引開始日は1999年12月22日)。
開設当時、近い将来の市場第一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場であったため、申請会社には「高い成長可能性」を求めていました。また、多くの成長企業に資金調達の場を提供するという観点から、その上場対象とする企業について、規模や業種などによる制限を設けていませんでした。
東証マザーズ指数と東証マザーズCore指数の違い
東証マザーズ指数が、マザーズ市場に上場する内国普通株式全銘柄を対象とした、浮動株ベースの時価総額加重型で算出された株価指数なのに対して、東証マザーズCore指数は、マザーズ市場に上場する内国普通株式のうち、時価総額、売買代金、利益及び配当状況等を考慮して選定した15銘柄(市場を代表する銘柄群)により構成された指数となっていました。
・東証マザーズ指数:全銘柄を対象、時価総額加重型
・東証マザーズCore指数:15銘柄を対象、修正株価平均方式