TOPIXニューインデックスシリーズ
読み方: | とぴっくすにゅーいんでっくすしりーず |
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分類: | 株価指数(日本)/東証 |
TOPIXニューインデックスシリーズは、東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄を時価総額と流動性(売買代金)の観点から区分した時価総額加重型の株価指数をいいます。
現在、TOPIX Core30、TOPIX Large70、TOPIX 100(大型株)、TOPIX Mid400(中型株)、TOPIX 500、TOPIX 1000、TOPIX Small(小型株)、TOPIX Small500の8種類のインデックスから構成されています。
目次:コンテンツ構成
TOPIXニューインデックスシリーズの構成
TOPIXニューインデックスシリーズは、東京証券取引所が算出・公表する株価指数で、現在、以下の8指数から構成されています。
|TOPIX Core30|
時価総額と流動性の特に高い30銘柄(大型株)を対象。
|TOPIX Large70|
TOPIX Core30についで、時価総額と流動性の高い70銘柄(大型株)を対象。
|TOPIX 100|
TOPIX Core30とTOPIX Large70の構成銘柄(100銘柄)を対象。東証規模別株価指数の大型株の構成銘柄と同じ。
|TOPIX Mid400|
TOPIX100(TOPIX Core30+TOPIX Large70)についで、時価総額と流動性の高い400銘柄を対象。東証規模別株価指数の中型株の構成銘柄と同じ。
|TOPIX 500|
TOPIX100とTOPIX Mid400の構成銘柄(500銘柄)を対象。東証規模別株価指数の大型株と中型株の構成銘柄と同じ。
|TOPIX 1000|
TOPIX 500とTOPIX Small500の構成銘柄(1000銘柄)を対象。
|TOPIX Small|
TOPIXの算出対象からTOPIX 500の構成銘柄と指数算出対象外の銘柄を除いたものを対象。東証規模別株価指数の小型株の構成銘柄と同じ。
|TOPIX Small500|
TOPIX Smallのうち、TOPIX 1000に含まれる500銘柄を対象。
TOPIXニューインデックスシリーズの特色
TOPIXニューインデックスシリーズは、時価総額および流動性の観点から構成銘柄が決定されるため、多くの投資家のイメージに合った規模別の銘柄構成となっています。
特に、TOPIX Core30とTOPIX 100は、大型株を中心とした銘柄からなる指数で、また世界的にも知名度の高い銘柄で構成されていることから、国内投資家だけでなく、海外投資家にも理解しやすい銘柄構成となっています。
TOPIXニューインデックスシリーズの銘柄見直し
TOPIXニューインデックスシリーズは、その時々の市場実勢をより適切に反映させるため、毎年1回(10月)、構成銘柄の見直しを実施しています。その際には、恣意的な判断や不明瞭な銘柄入替などを排除するため、構成銘柄の選定や入替の判断については、数値基準(時価総額、売買代金)だけで行われます。
・毎年8月末現在のデータに基づいて見直しを行う
・10月の第5営業日に見直しの結果を公表する
・10月の最終営業日より新構成銘柄による指数算出を行う