日経公社債インデックス

日経公社債インデックスは、日本経済新聞社が算出・公表する、公社債市場全体の動きを表す指標（複利の平均利回り）をいいます（1979年1月から算出）。

現在、残存期間別に長期債（償還まで7年以上）、中期債（償還まで3年以上7年未満）、短期債（償還まで3年未満）の3つのインデックスで構成されており、日本証券業協会が公表する「公社債売買参考統計値」の利付き普通債を対象に算出しています。また、そのデータは、日本経済新聞の朝刊（マーケットデータ）にも掲載されています。

一般に日経公社債インデックスは、公社債の利回りを総合的に示しているため、償還時期等の要因による特定銘柄の値動きにとらわれず、市場全体の連続的な動向を捉えることができます。具体的には、本指標が上昇（下落）している時は、利回りが上昇（下落）していることを意味するため、公社債相場は下落（上昇）していることになります。