重大疾病保障保険
読み方: | じゅうだいしっぺいほしょうほけん |
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分類: | 生命保険(種類) |
重大疾病保障保険は、「特定疾病保障保険」や「三大疾病保障保険」とも呼ばれ、三大成人病のガン・急性心筋梗塞・脳卒中で保険会社の定める所定の状態になった場合に、請求により、生きているうちに死亡保険金と同額の「重大疾病保険金」が受け取れる保険をいいます。
日本人の死因のワースト3をカバーする保険で、万が一の時に有効なものと言え、保険期間が終身の「終身タイプ」と一定期間(一定年齢まで)の「定期タイプ」の2つがあります。また、加入方法については、「主契約(単独)」で契約できるものと、「特約」として付加できるものの2つがあります。
一般に重大疾病保障保険は、保険金を受け取ると同時に保険契約は消滅しますが、三大成人病による保険金の支払事由が発生しないまま、死亡した場合や高度障害になった場合でも同額の保険金(死亡保険金、高度障害保険金)を受け取ることができます。
なお、生きているうちに受け取る保険金は、通常、被保険者が受取人になりますが、例えば、ガンにかかって、本人に告知しない(できない)場合に備えて、保険契約者が指定代理請求人を予め指定できるようにもなっています。