連合設立

連合設立は、単独設立や総合設立と共に、厚生年金基金の設立形態の一つで、企業相互間に有機的連携性のある複数の企業が共同で厚生年金基金を設立することをいいます。

厚生年金基金とは、企業年金の一つで、厚生年金の一部を代行して給付すると共に、基金独自の年金をプラスアルファして給付する、企業や団体（業界）を母体として設立される特別法人をいいます。

◎企業グループや企業系列などが想定されており、具体的には、一企業が他企業の発行済株式や出資の概ね２割を保有する関係にある場合や人的関係が緊密である場合などが該当した。

◎2005年4月以降の新規設立では、人数要件は1000人以上となっていた。

なお、2014年4月に「公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律」が施行され、厚生年金基金は新設できなくなると共に、2024年までに原則廃止されることになりました。