預貯金

読み方: よちょきん
分類: 概念

預貯金は、預金と貯金の総称をいいます。これは、日常において、最も身近な金融商品であり、現在、日本においては、業務として預金または貯金の受入れを行うことのできる「預貯金取扱金融機関」で提供されています。

ここでは、身近な金融商品である「預貯金」について、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

預貯金の取扱金融機関

預金も貯金も金融機関にお金を預けることに差異はありませんが、銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫などでは「預金」と呼ぶのに対して、ゆうちょ銀行(郵便局)やJAバンク(農業協同組合)、JFマリンバンク(漁業協同組合)などでは「貯金」と呼びます。

一般に金融機関にお金を預ける際には、「預金」と「貯金」という呼び名(名称)の違いはありますが、実質的な概念(取引内容)の違いは特にありません。

預貯金の種類

預貯金は、大きく分けて、預入期間の定めがなく、出し入れが自由な「流動性預貯金」と、預入期間の定めがある「定期性預貯金」の二つがあります。

|流動性預貯金

流動性預貯金は、預ける期間の定めがなく、いつでも自由に換金することができる、流動性預金と流動性貯金の総称をいいます。また、この中で、「無利息・要求払い・決済サービスを提供できること」といった三要件を満たす預貯金は「決済用預金」と言います。

●流動性預金の種類

普通預金、当座預金、貯蓄預金、通知預金、納税準備預金

●流動性貯金の種類

|ゆうちょ銀行(郵便局)|
通常貯金、通常貯蓄貯金

|農協・漁協|
普通貯金、当座貯金、貯蓄貯金、通知貯金、納税準備貯金

|定期性預貯金

定期性預貯金は、3カ月や6カ月、1年など預入期間が定められている、定期性預金と定期性貯金の総称をいいます。

●定期性預金の種類

スーパー定期、大口定期預金、期日指定定期預金、変動金利定期預金、積立定期預金、定期積金 他

●定期性貯金の種類

|ゆうちょ銀行(郵便局)|
定額貯金、定期貯金

|農協・漁協|
スーパー定期、大口定期貯金、期日指定定期貯金、変動金利定期貯金、据置定期貯金、積立式定期貯金、定期積金 他

預貯金の主な特徴

預貯金は、日常生活の中で、最も身近な金融商品であり、主な特徴として以下が挙げられます。

◎預けたお金に対して、金融機関が定期的な利息の支払いと将来の元本の支払いを保証している(元本保証がある)。

◎万が一、取扱金融機関が経営破綻したとしても、預金保険制度農水産業協同組合貯金保険制度により一定範囲で保護される(安全性が高い)。

◎普通預金や通常貯金、普通貯金などは、給与振込や年金受取、公共料金の引落しなど、日々動く資金の受け皿として利用できる。また、所定の限度額内で、ATMやCDなどで現金を引き出せる。

◎基本的にいつでも現金化できるので、流動性が高い。

◎通帳やアプリ、ネットバンキングなどで、口座の残高や入出金明細を確認できる。