調整局面

読み方: ちょうせいきょくめん
英語: Correction
分類: 視点

調整局面は、マーケット全般や経済全般で使われる用語で、上昇してきた相場や景気指標などが、その上昇速度を鈍化させ、踊り場に入ったような状態をいいます。

また、その後は、そのまま元の上昇トレンドに戻ることもあれば、そのまま下落トレンドに入り、結果的に天井であったと分かることもあります。

一般に上昇トレンドの中での調整局面は、短期的には高値から下落して行くものの、相場の基調自体は上昇が続いている状態であり、しばらくすると売りも止まり、何らかの材料をきっかけに再び上昇基調に戻ることが多いです。

一方で、下落トレンドに転換する調整局面は、一時的な調整だと思っていたのが、気付いてみれば下落基調に転換していることがあるので注意が必要です。

<本用語の使用例>

・ドル/円は110円前半で動意薄、調整局面入りとの見方もあり
・株式市場では日経平均株価が短期的な調整局面に入りつつある
・年初からのリスクオン相場は調整局面を迎えており、ネガティブな材料に反応しやすい

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