三番底
読み方: | さんばんぞこ |
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分類: | 視点 |
三番底は、経済やマーケット全般で使われる用語で、景気や相場が悪化(下落)している時に、一番底、二番底に続く、三番目の底をいいます。
一般にマーケットにおいては、下げ相場(下落トレンド)では、一気に大底を付けることは少なく、若干の戻しを繰り返しながら数度にわたって安値を更新していき、その際に最初の安値を「一番底」、次の安値を「二番底」、その次の安値を「三番底」と言い、そして最も安いところを「大底」と言います。
通常、これらの底の判断は、下落トレンドが終わり、上昇トレンドに転じた後にチャートなどから簡単に分かりますが、下落トレンドにある時は、三番底や大底の判断は非常に難しいです。
なお、本用語は、経済状況(景気)などで使われる場合は、単純に三番目の底(下振れ)を指すことが多いです。