寄り底
読み方: | よりぞこ |
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分類: | 値動き |
寄り底は、一日の取引の内で安値が寄り付きでつくことをいいます。
主に株式相場で使われる用語で、具体的には、寄り付きの株価がその日の安値となり、その後、株価が堅調に推移して、そのまま大引けした場合を指し、またローソク足では陽線となります。
一般に寄り底は、寄り付きで売り注文が集まって株価が前日に比べて下落したものの、その後、材料や思惑、需給などで買い圧力が高まって株価が上昇するもので、通常、寄り付きの買いで約定した場合、日中、含み益が出続けるので利益確定もしやすいです。
なお、下落が連日続いて、チャート的に見て寄り底だと思って買ってみたものの、さらに底が抜けることもあるので、その見極めには細心の注意が必要です。