陽線

【読み方:ようせん、分類:ローソク足】

陽線は、チャートローソク足の形状の一つで、始値よりも終値が高い場合に、白い帯(始値と終値の差額分を白地にした四角形)で当該期間の上昇幅を表したものをいいます。

一方で、陽線とは逆に、始値よりも終値が安い(低い)場合に、黒い帯(始値と終値の差額分を黒地にした四角形)で当該期間の下落幅を表したものを「陰線」と言います。

なお、チャートによっては、陽線を赤い帯、陰線を青い帯などで表現することもあります。

陽線の例

一般にローソク足とは、一定期間の値動きを「実体」と「ヒゲ」の2つの部分で表したもので、形がローソクに似ていることから、その名が付けられています。

元々は、日本で考案され、一本だけでも、組み合わせても(時系列でも)、相場(為替・株式・債券・商品等)の動向が読みとれるため、テクニカル分析の最も基本的なものとして活用されています。

例えば、ローソク足が長い時は、値動きの激しい波乱含みの展開であり、逆に短い日が長く続くと、様子見ムードが強い値動きの小さな展開であることを意味します。

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