新興株式市場
読み方: | しんこうかぶしきしじょう |
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分類: | 株式市場 |
新興株式市場は、創業まもない新興企業(ベンチャー企業)向けの株式市場をいいます。
取引所の上場基準を緩和し、成長性は高いと見られるものの、実績が十分ではないベンチャー企業等に上場による資金調達の場を提供し、成長を後押しすることを目的に開設されたもので、現在、日本においては、以下の4市場があります。
・東証:グロース
・名証:ネクスト
・札証:アンビシャス
・福証:Qボード
一般に新興株式市場は、東証プレミアムや東証スタンダードの企業に比べて、事業規模は小さいものの成長途上にある企業が数多く上場しており、また上場基準は比較的緩やかで、株主数や株式時価総額などの基準は小さいといった特徴があります。
◎国内の株式市場(資本市場)の中では、新陳代謝を高める役割を果たしており、ある程度成長すると、上場市場を東証プレミアムや東証スタンダードに変更する企業も多い。
◎日本の新興株式市場の動きを見る代表的な株価指数として、東証グロース市場指数や東証グロース市場Core指数などがあり、日経平均株価やTOPIXなどとは異なる動きをすることもある。