加算税

【読み方:かさんぜい、分類:税分類】

加算税は、申告納税方式や源泉徴収などによる国税について、申告義務または徴収義務の違反や過失に対し、本来の税額に加算して課される税(附帯税)をいいます。

一種の行政制裁(ペナルティ)として付加的に課されるもので、その種類として、過少申告加算税、無申告加算税、不納付加算税、重加算税があり、この中で違反・過失(不正度)の高さから「重加算税」の税率が一番高く(重く)なっています。

過少申告加算税
修正申告または更正が期限内申告書の提出後になされた結果、当初の申告税額が過少となった時に課される附帯税。

無申告加算税
支払うべき税金について、正当な理由もなく、法定期限内に申告しなかった場合に、本来の税額に加算する形で課される附帯税。

不納付加算税
源泉徴収による国税が正当な理由もなく、法定期限内に完納されなかった場合に、本来の税額に加算する形で課される附帯税。

重加算税
納税者が課税標準や税額の計算の基礎となる事実を隠したり偽ったりして、不正な納税申告をした場合に課される附帯税。

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