利子税
【読み方:りしぜい、分類:税分類】
利子税は、所得税や法人税、相続税、贈与税などの国税について、延納または納税申告書の提出期限の延長が認められた場合に、その期間に応じて課される附帯税をいいます。また、附帯税とは、国税のうち、延滞税、利子税、過少申告加算税、無申告加算税、不納付加算税、及び重加算税のことをいいます。
一般に利子税は、延滞税とは異なり、納税義務の履行遅延を根拠に課される制裁(ペナルティ)ではなく、約定利息としての性格を有するものであるため、法人所得の計算の際には損金算入が認められています(税額は所定の税率で計算)。