クーポン

英語名: Coupon
分類: 金利

クーポン(Coupon)は、「切り取る」という意味のフランス語「couper」から生まれた用語です。これは、元々は「利札」を指しており、一部の利札が換金しやすいように少額単位で切り離し可能な形態を採っていたことに由来するそうです。また、今日では、利札だけでなく、様々な用途で幅広く使われており、その形態も多様になっています。

債券のクーポン

クーポンは、「利札」とも呼ばれ、利付債(債券)についている「利子部分」の紙片のことで、債券利子の支払保証券のことをいいます。また、その他にも、債券の「クーポンレート」または「利息自体」を指して、クーポンと言うことがあります。

その昔、債券が電子化される前(紙の証券であった時)は、債券に付随して印刷され、利払日(以降)に当該分のクーポンを切り取って、支払場所の金融機関に持ち込むことで、クーポンに記載されている金額を受け取ることができました(無記名証券で受取証の役割を果たしていた)。

現在、日本においては、公社債などの債券は、電子化(ペーパーレス化)され、現物は発行されていないため、投資家は金融機関に開設した口座を通して、利払日にシステム処理によって自動的に利息を受け取ることになります。

日常生活の中のクーポン

日常生活の中で「クーポン」と言った場合は、以下のようなものが挙げられ、昨今では「電子クーポン(ネット上で入手するクーポン)」も普及しています。

・一定の条件で利用できる割引券や優待券、景品券
・回数券など、切り取って使用する券
・乗車券や指定券、宿泊券、観覧券などを一つづりにしたもの
・無料もしくは安価で、健康診断やワクチン接種などを受けられる券