信用緩和

読み方: しんようかんわ
英語名: Credit Easing
分類: 米国

信用緩和は、信用創造の目詰まりや収縮が起きているマーケット(市場)に対して、債券の買い取りや金融機関への融資などを通じて、市場に直接資金を供給する形で金融緩和の効果を狙う政策の枠組みをいいます。これは、米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)が、2008年後半に事実上のゼロ金利に移行した前後に打ち出した緩和策の総称として、当時、バーナキン議長自らが命名しました。

一般に信用緩和では、債券購入などで中央銀行のバランスシート(貸借対照表)の規模を高い水準で維持し、市場への資金供給を増やして、住宅ローンや企業向け融資などの長めの金利の低下を促し、景気を圧迫する信用逼迫の解消を狙います。また、本政策は、市場への資金供給が増えるという点では「量的緩和」の一種と言えますが、日本銀行が過去(それ以前)に実施した量的緩和と違い、当座預金残高などの政策上の数値目標は設定しません。