オーバーパー
英語: | Over par |
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分類: | 価格 |
オーバーパー(Over Par)は、英語で、"超えて"を意味する「over」と、"標準・規定打数・額面・同等"を意味する「par」からなる用語です。これは、日本語においては、金融用語では「債券価格が額面を上回る状態」をいい、またゴルフ用語では「打数が規定打数(パー)を上回ること」をいいます。
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オーバーパーの意味(金融用語)
オーバーパーは、金融用語では、債券価格(時価)が額面を上回る(高い)状態をいいます。これは、債券市場において「債券価格>100円」の状態を示すもので、また債券の発行時に額面より高い価格で発行されることを「オーバーパー発行」と言います。
なお、額面とは、債券価格の基準となる価格をいい、日本の債券では、通常、額面を100円として発行し、償還期日を迎えると額面(100円)で償還されます。
一般に債券市場において、各々の債券は、金利動向などによって価格が常に変動し、債券価格は、オーバーパー(額面を上回る)、パー(額面と同じ)、アンダーパー(額面を下回る)のいずれかの状態にあります。
そういった中で、オーバーパーで購入して、償還期日まで保有した場合は、償還時に償還差損が発生する一方で、保有期間中に長期金利が大きく低下し、債券価格が上昇した場合は、市場で売却することにより売却益が得られることもあります。
オーバーパーの意味(ゴルフ用語)
オーバーパーは、ゴルフ用語では、規定打数(パー)よりも1打以上多く打っているスコア(打数)のことをいいます。
通常、1ホールの打数に対してではなく、トータル(全ホール)の打数に対して使われ、また一般的なコースなら、1ラウンド18ホールで「パー72」なので、1ラウンドのスコアが73以上なら「オーバーパー」となります。
例えば、規定打数(パー)よりも10打多かった場合には「10オーバーパー」と言ったり、それを略して「10オーバー」と言ったりします。
ちなみに、ゴルフでは、まず100を切ることが最初の壁(ハードル)と言われており、いかにオーバーパーを少なくするかが大きな課題となります。